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表皮と真皮って? [スキンケア]

前回の続きになってしまうけど、表皮と真皮。


皮膚は、上から「表皮」、「真皮」、そして「皮下組織」の順で成っている。

一番上の「表皮」は、さらに、角層と角層以下の表皮によって構成されている。


角層は、角質細胞が何層にもなってできていて、水分が約20~30%。

かなり薄くて、0.02ミリ!?

その薄さなのに、外からの刺激から守ってくれて、内部の水分蒸細胞発を防いでくれている。


角層以下の表皮は、真皮との境界にある基底層で表皮細胞ができ、角質細胞になる準備をする。

紫外線から表皮細胞を守るためのメラニン色素を作るメラノサイト、

お肌を外からの刺激から守る免疫細胞も含まれている。



真皮・・・表皮の下にあり、ふっくらお肌の土台を作る。

お肌の弾力を保ち、真皮内の毛細血管が酸素や栄養分をお肌の隅々まで届けてくれる。


・コラーゲン
・エラスチン
・ヒアルロン酸


コラーゲン
水分を除くと、真皮の約70%を占める主要な成分で、網目の状態を作ることで、
弾力を保っている。


コラーゲンの減少や変性によって、お肌の弾力が失われ、われらの大敵、
シワ、たるみの原因となる。



エラスチン
コラーゲンの部分部分をつなぎとめるように支えてくれているゴムのようなもの。
水分を除く、真皮の5%ほどを占める。
これも年齢を重ねることで、減ってしまい、シワやたるみの原因となる。



ヒアルロン酸
コラーゲン、エラスチンで作られる網目状の構造の隙間を埋める。
ゼリー状だから、弾力もあり、真皮を安定して保つもの。

水分維持力が高い。
よく保湿成分として様々な商品で扱われている。




表皮と真皮は、どちらがどうというような優劣はなく、
それぞれが単体で機能しているワケでもなく、

「どっちもぉ!」大事なもの。

真皮にダメージがあると、それは表皮に現れるし、

逆もまた、お互いに関連しあっているということ。


コラーゲンやヒアルロン酸がお肌のためにイイっていうのは、

聞いていたけど、それだけを良くしようとしても、真皮の状態だけに偏っている

ということなんでしょうね。

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