肌あれの原因。

肌荒れって、冬の乾燥や水仕事をしている人だけなんじゃないの？っていましたが、

夏の汗や紫外線によっても肌荒れは引き起こされる。


それは、よく耳にすることがあると思いますが、お肌のバリア機能が低下していることで、

肌荒れの原因になるようです。


バリア機能って、外からの刺激から守るもの。

それだけでなく、普段何気なくお風呂に入ったりしてますが、

水に浸かっているのにお肌にジャンジャンと浸透していかないのも、バリア機能のおかげ。


このバリア機能を持っているのが、表皮の一番上にある角層。


顔でいうと、角層は約20層の細胞の積み重ねから成り立っている。

それぞれの隙間にセラミドなどの｢角質細胞間脂質｣が埋まって、その隙間を埋めている。

細胞を各々密着させるように成り立たせているから、お肌に異物が入らないようになっている。



バリア機能は、外からのバリアというだけでなく、お肌の内側からの湧き出る水分を

角層に蓄える働きもある。



約20～30％の水分を含むことが健康だと言われる角層。

自ら作り出すセラミドなどの保湿物質によって維持される。

セラミドは、細胞をくっつける役目と保湿成分の維持の役割を持っている。


余計な異物は通さず、必要な成分は蓄える。

なんて素晴らしい働き！

ここまでで、セラミドの重要さがなんとなくわかった。


そのセラミドを作り出す力が弱まっていくと、どうなるか？

角質の水分は蒸発し、肌内部のうるおいまでなくなってしまう。

ダムが決壊するようですね。


こんなに大事なバリア機能。

セラミドなどの保湿物質が正常に機能しているかどうかによって、左右されるワケです。

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